藤田塾子ども囲碁教室

囲碁をはじめよう!囲碁を知る

囲碁はいつからあるの?
囲碁のはじまりは、四千年くらい前、中国からといわれています。 碁盤は宇宙、碁石は星のかわりで、天文や暦、易(占い)に使われたともいわれています。 囲碁が大陸から日本に伝わったのは、奈良時代に吉備真備が遣唐使として唐から持ち帰ったという話がありますが、それ以前から日本には囲碁がありました。 記録は残っていないのですが、五世紀ころ朝鮮を通して他のいろいろなものと一緒に、渡ってきたという説が有力とされています。
=日本棋院ホームページより抜粋=
囲碁で使うものは?
囲碁は 「碁盤」「碁石」この2つだけで始められます。「碁石」を入れる器は碁笥(ごけ)といいます)
囲碁のマナー
囲碁は「礼に始まり例に終わる」と言われています。
対局の最初に 「お願いします」と始まり 打ち終わったら「ありがとうございました。」といって終わります。 他にも、「まった!」をしない、石を持って考え込まない、碁笥(ごけ)に手をいれて石をじゃらじゃらしない 等があります。
囲碁の勝敗
囲碁は最終的に多くの「地」を確保したほうが勝ちになります。



「地」とは石で囲まれた部分を指します。図の場合、黒の石で囲われた交点「×」の数は27個、白の石で囲われた交点の「×」の数は28個。 白の1個差で勝ちとなります。
囲碁の場合単位は個ではなく「目(もく)」といいます。
囲碁のルール1
交互に打つこと。囲碁は白と黒があります。 最初に「黒」→「白」→「黒」→「白」のように交互に打っていきます。
囲碁のルール2
線と線が交わっている「交点」に石を置きます。将棋やオセロ、チェスなど他のゲームは「マス」の中に置きますが囲碁は交点に置きます。囲碁では石を置くことを「打つ」と言います。
囲碁のルール3
一度打った石は動かしてはいけません。碁盤に置いた石から指先が離れたら 石は動かせません。動かしたとたんにルール違反で反則負けになります。
囲碁のルール4
囲った石は取ることができます。

中央の白石は石から4本の線が伸びています。この4本の線をふさぐとこの白石は取られます。
隅の黒石は2本ですので、この2本の線をふさぐと取られます。 辺の黒石は3本ですので、この3本の線をふさぐと取られます。
囲碁のルール5
打てないところがある

「1」の場所はどちらも打つことができません。打った瞬間に取られてしまう場所になりますので、打てません。打った瞬間に負けになります。
ただし下図のように石が取れる場所であれば打てます。
囲碁のルール6
すぐに打てないところがある(コウ)
対局を始め方
まず最初にどちらが白石をもつか決めます。これを「にぎり」といいます。
ハンディのつけ方
囲碁はハンディをつけて対局することができます。
通常上手の人が白石を持ちますが、強さが同じくらいの人同士で対局する場合には、にぎりで決めます。 明らかに優劣がはっきりしている場合には、最初からいくつかの黒石を置いて対局を行います。 これを置き石といいます。
※今後このサイトは少しづつ充実させてまいります。
※このサイトに記載されている内容の一部は石井 妙子著 「囲碁の力」(株式会社洋泉社出版)から引用させて頂いております。
※初心者向けの紹介として、日本棋院中部総本部所属の棋士 柳沢理志先生のYoutube動画に詳しく紹介されていますのでこちらもご参考ください。
柳沢理志先生のyoutube動画